薬局の顔として、患者さまと深い信頼関係を築きたい。
職場の先輩の支えと自己研鑽により、
地域連携の中心となる薬剤師を目指す。

萩谷 莉那
馬渡店 薬剤師2020年入社 茨城県那珂郡東海村市出身

趣味・オフの過ごし方
同僚と遠くまでドライブに行ったり、学生時代の吹奏楽部仲間とアンサンブルをしたりします。

縁が繋いだベルクラン薬学社との出会い

薬学に興味をもったきっかけは、家族が病気を経験したからです。

私が中学生のときでした。病気の治療は根気が必要なものでしたが、薬局で処方された錠剤を服用することで、少しずつ家族の症状が良くなっていくことを目の当たりにしたんです。「こんなに小さい錠剤なのにすごい」と驚いたことを覚えています。

高校は県立の普通科でしたが、進路選択時に担任の勧めもあって薬学部への進学を決めました。無事合格したものの、薬学の勉強は想像していたよりも大変で、試行錯誤の連続でした。

覚えることが盛りだくさんで、勉強漬けの日々でした。そのおかげで、かなりの集中力·忍耐力が身についたと思っています。
そんな努力の甲斐もあって、国試合格まで辿り着くことができました。

大学は横浜でしたが、卒業後は地元に戻って働きたいと考えていたところ、同じく茨城出身の友人経由でベルクラン薬学社のことを知りました。
地域密着型の事業展開に興味が湧いて問い合わせると、採用担当の方が私の話を親身になって聞いてくれてすごく印象が良かったこともあり、縁を感じて見学に行くことにしました。

入社に至った決め手としては、無菌調剤室や検体測定室など、薬局でありながら病院に近いような充実した設備が備わっている点に惹かれました。こうして実際に店舗を訪問すると入社後のイメージを掴みやすく、会社案内からは分からないことが見えてきます。
入社を検討している皆さんはぜひ一度会社訪問·店舗見学をすることをお勧めします。

地元に戻って就職してみて、やっぱり茨城は住みやすいです。慣れ親しんだ土地ということもありますが、物価も安く、美味しい野菜や果物、魚も豊富なんです。大学時代は忙しくて会えなかった祖父母の近くで働けることも大きな魅力でした。孝行って言ったら大げさかもしれませんが、会いたい時に、すぐ会いに行けるのは幸せなことです。

自己研鑽をバックアップする職場環境と成長の努力

配属当初は覚えることが多く、とにかく大変でした。

医薬品の製品名を覚えるのにも苦労しました。成分名を見たら判別できるものでも、製品名だとすぐにはわからないこともあります。薬剤師として製品名をきちんと把握していないと患者さまの状況に寄り添った調剤は難しいので、必死になって覚えました。
その他に、保険適用の細かいルールに関しても、不明な点は先輩方に相談して一から教えていただきました。

今も日々勉強中です。わからないことを相談しやすくて、きちんと教えていただける今の職場のような関係性は、とてもありがたいことだと思っています。

職場の人間関係って、長く勤めるならとても重要です。

見学時にも感じたことなのですが、ベルクラン薬学社は幅広い年齢層の方が在籍していて、どの店舗もアットホームで明るい雰囲気なんです。私の所属する馬渡店の事務の方々とは歳が近いこともあり仲が良くて、休みの日には色々な場所に誘ってもらっています。

それから薬学部同期の薬剤師と話してみると、ベルクラン薬学社の良さについて、改めて気付かされることもあります。

検体測定室や無菌調剤室といった設備や、最新調剤機器の導入、薬局製剤の販売などの取り組みは、ベルクラン薬学社の特色であり、強みとなっています。恵まれた環境で日々学んだことを最大限に活かして、どんどん成長していければと思っています。

何気ない会話から患者さまの重要な情報を聞き取る

患者さまと交わす何気ない会話が日々の楽しみなんです。様々な年齢層の方がいらっしゃるので、その話題も千差万別です。

実は私、人との会話はあまり得意ではありませんでした。高校時代から少しずつ克服して、やっと好きになれるようになったのが大学時代のことです。塾講師のアルバイトで子どもと触れ合うようになってから、人とのコミュニケーションが楽しく感じるようになりました。

自分のことを覚えていただくことは、患者さまとの関係性構築の第一歩ですので、再来局した患者さまが私のことを覚えてくれていると嬉しく思います。

また何気ない会話を交わすような関係性を築いてから、初めて窺い知ることができる患者さまのご状況や気持ちも往々にしてあります。
何気ない会話から患者さまのご状況を正確に引き出した上で健康状態について医師に情報提供したり、患者さまが適切に行動できるようにアドバイスしたりすることも、私たち薬剤師の大事な役割だと考えています。

また日々の業務のひとつとして医薬品の在庫管理も行っていますが、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の欠品や出荷調整が相次いでいるので、日々試行錯誤しています。医薬品の供給が滞っていても、代替案を常に考えて、患者さまには変わらずご提供できるように努めています。

薬局の顔として、患者さまから頼られ信頼される薬剤師に

今後、より多くの患者さまから相談をしたいと信頼される薬剤師を目指していきたいと考えています。

目指す薬剤師像は、私の勤める店舗の薬局長のような、薬局の顔として多くの患者さまと深い信頼関係を築いている薬剤師です。そのために、明るい挨拶、声掛けを積極的に行って、患者さまとより良いコミュニケーションをとれるよう努めています。

処方せんをお持ちでなくとも、気軽にご来局いただいて、友人のように会話してくださる患者さまが増えてくれれば嬉しいです。

また、今後は認知症系の知見を深めたいと考えています。

高齢化の加速に伴い認知症患者は増加していますが、対応する医薬品はごく少なく、それらを組み合わせて症状の進行を抑えているのが現状です。

今も社内の学術発表会に向けて認知症に関する発表を準備中ですが、将来的には認知症研修認定薬剤師の資格を取りたいと考えています。認知症分野のエキスパートととなり、患者さまに対してより高度なサービスを提供できるようになりたいと考えています。

未来の仲間たちへのメッセージ

薬剤師として色々な経験を積みたい方には、とても良い環境だと思います。

例えば私の在籍する馬渡店は、無菌調剤室や検体測定室を備えており、設備が充実している店舗です。他店舗もそれぞれ特長があり、在宅訪問の件数に強みがある店舗や、ドライブスルーの設備を備えている店舗もあります。店舗ごとに快適にご利用いただくための工夫や独自の取り組みがたくさんあるんです。

また、経験を積むためのバックアップ体制も万全です。スキルアップを後押しする環境は用意されていますし、先輩も上司も、非常に面倒見のいい方ばかりなので安心ですよ。

自分の得意なこと、やりたいことは何なのかを、たくさん模索してください。そして少しでも興味を持ったならぜひ一度見学しに来てみてください。共に成長できるような仲間を歓迎します!

共に学び、必要とされる薬剤師を目指しましょう

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